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カネカが苫小牧に新事業所、国内で54年ぶり

2024年8月28日 (水)

苫東工場外観(出所:カネカ)

拠点・施設医療機器の製造を手掛けるカネカ(東京都港区)は28日、ポートフォリオ変革と業容の拡大を目的に、北海道の苫小牧東部地域に苫東工場を開設したと発表した。同工場は同社が国内に建設するものとしては54年ぶりとなる、7か所目の国内事業場だ。

同工場内に完成した医療機器プラントでは、吸着型血液浄化器「レオカーナ」と吸着型血漿浄化器「リポソーバー」を生産する。これらの医療機器の治療対象となるASO(閉塞性動脈硬化症)の患者は、糖尿病や慢性腎不全などの増加に伴い、世界的に増加傾向にあり、工場新設による供給基盤の確保によってグローバルな需要に対応する。

同プラントは、ロボット技術を活用した「スマートファクトリー」としてラインの完全自動化を実現しており、今後は、同社の太陽電池を用いて工場建物の一次エネルギー消費量をゼロにする「ゼロエネルギーファクトリー」を実現する計画だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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