拠点・施設台風10号による豪雨で、8月30日から通行止めとなっていた国道246号新善波トンネル(神奈川県伊勢原市)について、国土交通省は9日、安全が確認されたとして一部規制を解除した。これによって、対面通行が可能になる。
同トンネルでは、豪雨によって厚木側ののり面が崩落し、車2台が巻き込まれる災害が発生した。けが人はいなかったが、神奈川県内の国道246号、伊勢原市西河内交差点から秦野市名古木交差点の間が通行止めとなっていた。復旧までの間、国道246号と平行する新東名高速道路と東名高速道路の一部区間を代替路(無料通行)とする措置も行われていた。
復旧工事では、トンネル出口付近や道路に堆積した土砂を撤去するとともに、再び土砂が崩壊したときに備え、仮設防護工や大型土のうを設置。有識者による現地調査も経て、通行止めの解除を決めた。
現場付近では引き続き、車両の対面交通を維持しながら抜本的な対策を進めており、同省は「強い雨が降った場合、通行止めになる可能性がある」と注意を呼び掛けている。
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