サービス・商品東日本旅客鉄道(JR東日本)は10日、予約や預け入れのほか、宅配便の受け取りができる多機能ロッカー「マルチエキューブ」で、発送サービスを開始すると発表した。手荷物を、宿泊先のホテルに当日配送できるほか、自宅への配送も可能になり、同社が当初から目指していた「1台4役」のロッカーサービスが完成する。
新たなサービスは、予約したロッカーに荷物を預けると、指定日にホテルで受け取れる「ロッカーホテル即配サービス」と、自宅などで荷物を受け取れる「ロッカーどこでも配送サービス」。今月19日からサービスがスタートする。
当面、発送場所は東京駅や新宿駅など都内23区の一部のみで、ホテルへの配送は23区内と千葉県浦安市内のおよそ500か所のホテルのみとなる。配送サービスは一部地域を除いて全国に発送できる。今後、発送個所や受け取れるホテルなどを順次拡大していく。
配送料金はホテル即配が3100円から3500円、どこでも配送が2500円から4200円。支払いはオンライン決済となる。
現在、マルチエキューブは東京駅や新宿駅など116駅に262台設置しており、同社では、2026年度内に首都圏の駅構内のほか、レジャー施設、商業施設など全国で約1000台3万口の整備を目指している。
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