サービス・商品DHLジャパン(東京都品川区)は18日、高速オフセット(大阪市西区)と共同で、外国人観光客向けに、スマートフォンから簡単にDHLエクスプレスの海外配送伝票が作成できるオンラインツール「ハコボウヤDHL」を共同開発したと発表した。免税発送にも対応し、観光客は簡単に購入した商品を自宅に発送できるほか、店舗側も海外発送業務の負担が軽減される。
高速オフセットは、外国人観光客が土産品などを海外に発送する際、スマホから海外配送伝票が発行できるオンラインツール「ハコボウヤ」を2021年にリリースした。店頭に設置してあるQRコードをスマホで読み込み、住所など送り先の情報を入力した後、店舗側のアプリで読み込むと、伝票が自動作成される。今回、DHLジャパンと提携し、日本で初めて、国内小売店舗からダイレクトに国際エクスプレス輸送の手配ができるサービスを開発した。小売店舗が免税店登録をしていなくても、免税配送に対応できる。
高速オフセットは昨年11月、ハコボウヤを「海外ビジネスEXPO」に出展。DHLジャパンが関心を持ったのをきっかけに提携が実現した。
DHLジャパンは「成長の源泉をインバウンドビジネスに求める日本企業、特に地方のスモールビジネスの成長を強力にサポートしたい」としている。
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