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ボーイング、貨物需要減で月産機数を縮小

2013年4月22日 (月)

ロジスティクス米国ボーイング社は19日(現地時間)、747-8型機の月産製造機数を現在の2機から1.75機に変更すると発表した。大型機に対する市場の需要減に対応するもの。変更後の生産率で製造する初号機のデリバリーは2014年初頭となる見込み。

同社は、航空貨物市場の長期的な成長傾向が2014年には回復し、747-8インターコンチネンタルなどの大型機のデリバリー数は今後20年間で790機になる予測している。

747-8型機は消費燃料や運航コスト、排出ガス量を2桁単位で削減し、騒音も30%軽減する性能を持ちながらも輸送能力を増加する航空機で、旅客・貨物型を合わせた受注数は110機。これまでに46機のデリバリーを完了している。