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NTTロジスコ、千葉の物流拠点改築に着手

2013年4月22日 (月)
新倉庫の完成予想図

新倉庫の完成予想図

メディカルNTTロジスコ(東京都千代田区)は22日、千葉県市川市にある千葉物流センタ内の新倉庫改築に着手したと発表した。

千葉物流センタは、京葉道路原木ICから1.5㎞、首都高速道路湾岸線千鳥町ICから3㎞に立地し、JR東日本京葉線二俣新町駅からも徒歩5分と、公共交通機関による顧客、従業員のアクセスに優れる。

NTTグループ以外の顧客向け通販、医療機器、精密機器検査など「高付加価値サービス」を中心とした物流拠点で、恵まれた立地条件と物流センタの管理能力が顧客から支持されているため、好調な受注によって満床となってきていた。

そのため、D棟(現市川センタ)の建設、A棟の改築に続き、既存B棟の建物を解体し、新倉庫として新たに改築・増床することにより、首都圏のメインセンタとして千葉物流センタの拠点整備を進めることにしたもの。

新倉庫は、フロアあたり3970平方メートル(1200坪)の4層倉庫部分に、事務所を適所に配置した設計とし、顧客ニーズに沿った区分割りで提供できる構造となっている。

倉庫有効天井高さは6mに設定し、保管ラック配置を考慮したスパン割にするなど、高効率な荷物保管が可能で、耐震基準の1.25倍と高い性能を備える。

設備面では、100%空調設備を完備するとともに、外壁にも金属サンドイッチパネルを使用して空調効率も高め、監視カメラ・入退室セキュリティ機器を標準装備。照明は、建物全体でLEDを採用するなど環境にも配慮し、充実した設備などで顧客の多様なニーズに対応する。

■新倉庫計画の概要
所在地:千葉県市川市二俣717-88
構造:鉄骨造地上8階建(倉庫フロア4階)
延床面積:1万8979平方メートル(5740坪)
※千葉・市川物流センタ全体面積は8万2640平方メートル(2万5000坪)
着工:2013年7月
竣工:2014年3月