拠点・施設三井不動産は2日、東京都板橋区の物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」内に「板橋ドローンフィールド」を開設したと発表した。同施設は、物流施設と連携しつつドローンの実証実験を行う新たな拠点として作られ、ドローン飛行用フィールドや研究開発区画、コミュニティースペースなど多様な設備を完備している。
同施設内には、AGV(無人搬送車)と連携した実証実験や、ドローンポートを活用した点検・配送などが行える環境が整備されている。特に、ドローン配送やインフラ点検、災害時の物資搬送など、現実的な物流シナリオに対応する実験が行えることが大きな特徴。また、「KDDIスマートドローンアカデミー東京板橋校」も設置されており、技術者やオペレーターの育成を目指す。
同施設では、ドローン飛行用ネットフィールド(650平方メートル)を完備し、高さ14メートルまでの飛行実験が可能だ。ドローン操縦時以外にはフットサルコートとして地域住民にも利用されるなど、多様な使い方が想定されている。また、屋上にもドローンポートが設置されており、太陽光パネルの点検や災害時の物資輸送に使用される予定だ。ドローン事業者向けに設けられたR&D区画や交流スペースは、企業間での技術共有や共同開発の場として利用される。
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