サービス・商品船井電機(大阪府大東市)は16日、大容量トレーラー付きの電動アシスト自転車「RIJDEN」<ACTIO G41>を開発し、10月からアマゾンジャパンに正式納品を開始したと発表した。同社はモビリティ事業への本格参入を図り、ラストマイルデリバリー向けの新たな配送ソリューションとしてこの製品を位置づけている。
「RIJDEN」<ACTIO G41>は、車両通行や駐車スペースの確保が難しい狭い道路や人口密集地において、小回りが利く配送手段として期待されている。さらに、運転免許が不要なため、経験を問わず誰でも配達パートナーになれる利便性が特徴だ。環境負荷が少なく、CO2排出量の削減にも寄与する持続可能な配送方法として注目を集めている。
同製品は安全性を最優先に設計されており、高性能な油圧ディスクブレーキや耐荷重性に優れたアルミフレームを採用。また、横転防止設計のスタンドや大容量トレーラーを備えることで、ドライバーの安全と効率的な荷物の運搬を実現する。これにより、物流業界のラストマイル配送における課題解決に貢献できるとされている。
動力面では、シマノ製の電気モーター「DU-E6180C Cargo」と5段階ギアのインナーハブを搭載。シマノのドライブトレインとバッテリー「BT-E8010J」を組み合わせることで、1回の充電で最大40キロの走行が可能だ。特に坂道でのサポートに優れており、スムーズなペダリングを提供する設計が施されている。
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