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OKI、荷物位置を自動追跡する技術を開発

2024年10月21日 (月)

▲荷物位置自動測位技術の使用イメージ(クリックで拡大、出所:沖電気工業)

サービス・商品沖電気工業(東京都港区)は21日、屋内外を問わず倉庫などに保管された荷物位置を自動追跡できる「荷物位置自動測位技術」を開発したと発表した。同技術は、追跡対象の荷物にQRコードやRFタグを貼り付けることで、フォークリフトなどのマテハン機器に取り付けたスマートフォンやRFIDリーダーから荷物の位置情報を測位することができるというもの。これにより、荷物位置をさまざまな現場の環境に合わせて自動追跡することができるため、人の記憶に頼ることが多かった荷物保管業務の属人化を解消することができるとしている。

今回開発した同技術は、荷物に貼り付けられたQRコードやRFタグをスマートフォンやRFIDリーダーなどの汎用端末から読み取ることで、自動的に記録することができるため、荷物保管業務の属人化を解消することができる。また従来は、荷物の保管位置を追跡するには高価な専用機器やセンサーを準備する必要があったが、同技術では同社のセンシング技術により、安価な汎用端末が使用できるため、荷物保管業務にかかるコストを抑えることもできるという。

今後は、入出荷作業や在庫管理時の機能を追加、荷物位置の自動追跡が可能な倉庫管理システムとして開発を行い、2025年の商用化を目指す。

なお同技術は、23日より開催する「OKI WORLD 2024」で展示する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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