荷主日本郵船は14日、同社グループのNYKバルク・プロジェクトが神原汽船から定期傭船するメタノール二元燃料ばら積み船が、5月13日に常石造船・常石工場(広島県福山市)で完成したと発表した。同日に、命名・引渡式が同工場で行われ、「Green Future」と命名された。

▲メタノール二元燃料ばら積み船「Green Future」(出所:日本郵船)
同船は、同社グループとして初めてメタノールと重油を併用できる二元燃料エンジンを搭載している。メタノールは重油に比べて環境負荷が少なく、バイオメタノールやeメタノールを使用することで温室効果ガス(GHG)排出量を大幅に低減できるとされている。eメタノールは、再生可能エネルギー由来の水素と回収した二酸化炭素を原料とする。
船体は全長199.99メートル、全幅32.25メートル、深さ19.15メートル、載貨重量トン数6万5700トン、貨物艙容量8万1500立方メートル、喫水13.8メートル。
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