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物流連懇談会で三菱倉庫・藤倉氏が講演

2024年10月28日 (月)

▲講演会風景(出所:日本物流団体連合会)

ロジスティクス日本物流団体連合会(物流連)は28日、10月24日に東京都千代田区の学士会館において、25回「物流連懇談会」を開催したと発表した。

今回は、日本倉庫協会 会長・三菱倉庫取締役会長の藤倉正夫氏が「三菱倉庫の過去・現在・未来」と題する講演を行い、会員企業の代表者や幹部など72人が参加した。

同講演では、「三菱倉庫の過去」として、創業から倉庫事業の発展、港湾運送事業の始まりと発展、国際輸送事業の本格化、グローバル展開などの歩みが紹介した。「三菱倉庫の現在」では、物流ソリューションの強化として、医薬品輸送、物流事業と不動産事業のシナジーによる物流最適化、金型管理サービス、モーダルシフトの推進、コンテナラウンドユースの提供、EC(電子商取引)向け物流センターを紹介。また、DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みでは、デジタル技術の導入による物流業務の効率化・高度化やスタートアップ企業投資による新規ビジネスなど解説した。物流事業者との協働および温室効果ガス(GHG)排出シミュレーションや災害に強いエコ倉庫などサステナビリティに関する取り組みについても説明した。

「三菱倉庫の未来」においては、同社グループのパーパスや、「お客様の価値向上に貢献する」を第一とした「MLC20230ビジョン」について紹介し、物流・宇宙関連産業開発などの新規ビジネス、DX(デジタルトランスフォーメーション)の深化などの成長戦略を示した。また、内部統制システムの整備やディスクロージャーの充実などのガバナンスの強化についても言及し、一時間の講演を終了した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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