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サンリツ、子会社不正調査により減益

2024年11月7日 (木)

財務・人事サンリツ(東京都港区)が7日に発表した2025年3月期 第2四半期(中間期)決算は累計で、売上高が前年同期比0.5%増の95億9500万円、営業利益が同22.4%増の4億4000万円、純利益が同36.6%減の1億9900万円だった。

国際貨物は半導体関連の輸出が増加傾向にありますが、総じて輸出入ともにおおむね横ばいとなった。国内貨物は、生活、建設関連貨物の減少が影響し低調に推移した。売上高では主に工作機械の輸出が減少傾向にある一方、半導体製造装置の取扱いが好調に推移し、おおむね前年並み。利益は、半導体製造装置の輸出取扱いが好調に推移したことに加え、連結子会社における不正行為によって発生した利益増加額6000万円の影響により増加した一方、急激な円高の進行の影響を受け、主に子会社に対する長期貸付金において発生した為替差損7400万円および連結子会社における不正行為の調査に係る費用を計上し、純利益としては減少した。

運輸事業部門セグメントでは、前年大幅に減少していた医療機器の取扱いが復調したことに加え、小型精密機器の取扱いも好調に推移した。外注費の値上がり分について顧客への価格転嫁を進めたことにより、売上高、セグメント利益とも増加し、売上高13億4000万円(前年同期比16.6%増)、セグメント利益1億1300万円(同105.4%増)となった。

通期業績予想は直近と変わらず、売上高は前期比5.7%増の205億円、営業利益が同6.3%増の9億2000万円、純利益が同8.3%増の6億2000万円とした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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