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川西倉庫、海外子会社不調により減益

2024年11月12日 (火)

財務・人事川西倉庫(神戸市兵庫区)の2025年3月期 第2四半期(中間期)決算は累計で、売上高が前年同期比0.9%増の127億3100万円、営業利益が同24.1%減の5億4300万円、純利益が25.4%減の3億5200万円と増収減益だった。

国内物流事業は、倉庫業務において入出庫高が前年同期と比較して減少したほか保管高も減少したものの、保管単価の上昇などにより倉庫業務全体では営業収益は前年同期を上回った。運送業務についても堅調に推移したが、港湾運送業務においては昨年好調だった反動もあり取り扱いが大きく減少。結果、営業収益は前年同期比1%増の103億5200万円、セグメント利益は同5.9%減の8億8400万円だった。

国際物流事業は、22年に設立したアメリカの子会社が本年度より本格稼働したほか、同社の国際運送取扱業務において取り扱いが増加したものの、ほかの海外子会社の業績が低調に推移した。結果、営業収益は前年同期比0.4%増の21億8300万円、セグメント利益は同47.6%減の9500万円となった。

通期業績予想は直近と変わらず、売上高が前期比4.0%増の260億円、営業利益が同3.5%増の12億円、純利益が0.4%増の8億円とした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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