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栗林商船、海運事業はスポット需要で増収増益

2024年11月8日 (金)

財務・人事栗林商船(東京都千代田区)が8日発表した2025年3月期 第2四半期決算は、売上高が前年同期比9.8%増の266億1800万円、営業利益が同2.3倍の13億9800万円、純利益が同86.1%増の9億7900万円と増収増益だった。

海運事業について、北海道定期航路においては、各港において効率的なトレーラーの融通を実施し、北海道発のスポット需要や、本州発の雑貨貨物及び商品車両需要を取り込めたことから貨物取扱量が増え、増収増益。近海航路においては、三国間定期航路の貨物の取り扱いは台湾出しの貨物は減少するも、ベトナム等東南アジアのスポット貨物の獲得により増収増益となった。結果、売上高は24億1700万円増(前年同期比10.9%増)の246億8700万円、営業費用が14億9700万円増(同6.8%増)の235億600万円、営業利益は9億2000万円増(同352.7%増)の11億8100万円となった。

通期業績予想は直近と変わらず、売上高が前期比4.3%増の510億円、営業利益が同17.4%増の18億円、純利益が同16.4%減の14億円とした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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