ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

国総研、海コンドライバー不足に関する研究公開

2024年11月11日 (月)

ロジスティクス国土技術政策総合研究所は8日、深刻化する海上コンテナ輸送におけるドライバー不足問題に対応する効率化方策の研究成果を発表した。

この研究では、2024年に施行される働き方改革関連法に伴う労働時間短縮や、CO2排出削減への社会的要請がドライバー不足の解消に向けた物流の効率化を一層求めていると指摘。従来のラウンド輸送やラウンドユースの限界を補う新たな取り組みを提案している。

具体的な方策として、長距離輸送では内陸デポを設置し中継輸送によって拘束時間の管理を行い、中距離輸送では地域内輸送と幹線輸送を分離することでドライバーの負担を軽減する手法を提示。また、短距離輸送では待ち時間の短縮やシャーシの共有化などによって効率を高めることが提案された。

試算では、これらの方策によって拘束時間の短縮効果が期待される一方、運賃のコスト増加やCO2排出削減効果も示されており、今後、関係機関との連携を強化することでさらなる効率化を目指すとしている。

https://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/tnn/tnn1294.htm

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com