財務・人事日本トランスシティが11日発表した25年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比0.9%減の616億2500万円、営業利益が25.6%増の40億3500万円、最終利益が22.0%増の31億9300万円と増収増益となった。
総合物流セグメントの倉庫業では、貨物取扱数量が前年同期比7.7%増の461万5000トン、期中平均保管残高は1.6%増の59万5000トンとなり、保管貨物回転率は60.7%に低下した。港湾運送業では、四日市港での海上コンテナ取扱量が前年同期比1.6%減の10万4000TEUだったが、完成自動車や石炭、オイルコークスの取扱量は増加した。
陸上運送業については、トラック輸送取扱量が前年同期比3.5%減の302万6000トン、鉄道輸送が5.2%減の6万9000トンとなる一方、バルクコンテナ輸送は4.9%増の11万トンで推移した。国際複合輸送業では、海上輸送が前年同期比19.4%増の102万7000トンとなり、海外現地法人の取扱量も増加したが、航空輸送は1.4%減の608トンであった。その他の部門では、場内における附帯作業の取扱量が前年同期に比べて減少した。
通期業績は、売上高が前年比1.2%増の1240億円、営業利益が同9.0%増の68億円、最終利益が16.5%増の54億円と据え置いた。
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