サービス・商品ワタップ・ジャパン(東京都千代田区)は27日、ネクスティエレクトロニクス(港区)のグローバル受発注管理システムに、統合ITモニタリングツール「WhaTap」が導入されたと発表した。
ネクスティエレクトロニクスは、車載分野向け半導体・電子部品を扱う商社で、世界10か国20拠点をカバーする受発注管理システムをシンガポールのデータセンターで運用している。一方で、従来はログ解析の属人化やアラート設定の死角によるリアルタイム検知不足、ITベンダーとの情報共有に伴う資料作成負荷などが課題となっていた。
今回導入したのは「WhaTap APM(Java)」「WhaTap DBモニタリング(Oracle)」「WhaTap Serverモニタリング」の3製品。インフラからアプリケーションまでシステム全体をリアルタイムで可視化する。
導入により、アプリケーションとデータベース間の処理状況を可視化し、遅延や異常発生時のボトルネック特定を迅速化した。アラート設定も簡素化され、自社開発の架電システムと組み合わせることで、場所や時間を問わない異常通知体制を整備した。
また、障害発生時には対象URLをITベンダーへ直接共有できるようになり、従来必要だった障害報告資料の作成作業を削減。インフラ担当と開発担当が同一データを参照できる環境を構築したことで、部門間の協業も円滑化したという。
これにより、監視の死角解消やトラブル対応迅速化を実現し、MTTR(平均修復時間)の短縮につながっている。グローバル規模で稼働する受発注管理システムの運用基盤強化を通じ、車載半導体流通を支えるシステム安定性向上が期待される。
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