ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

阪急阪神エクス、5月の輸出重量4000トン超

2013年6月5日 (水)

ロジスティクス阪急阪神エクスプレスは5日、5月の航空輸出入取扱実績を公表した。

航空輸出は、取扱件数が対前年同月比1%増の1万7000件、取扱重量は7.7%減の4050トンとなった。取扱件数はほぼ前年並み、重量は3か月連続で4000トンを上回った。

TC-1向けは、中西部向で資材関連、自動車部品関連のスポット出荷があったものの、全体的に低調に推移し、重量ベースで14か月連続の前年割れとなった。TC-2向けは、重量ベースで3か月ぶりに前年同月比マイナスとなった。仕向国別では、ドイツ向けが前年の大幅減の反動でプラスに転じたが、英国向けが自動車関連のスポット案件の終息で減少、ベネルクス向けも1割を上回る減少となった。

TC-3向けは、全体の重量ベースでは1割の減少、14か月連続の前年同月比マイナスとなった。仕向国別では、マレーシア向けが電子部品関連のスポット案件で3倍増も、主要仕向地の香港向けが3割近く減少、中国向け、タイ向けも2割減少した。

航空輸入は、取扱件数が6.4%減の1万6817件で、2か月ぶりにマイナスとなった。品目別では、主力の自動車部品関連の荷動きが鈍化し、全体の件数、重量の減少に影響。季節商品のアメリカンチェリーは、前年からやや増加のスタートとなった。通関場所別件数では、中部を除き減少、特に東日本は1割の減少となった。