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2年1か月ぶりに5000トン上回る

阪急阪神エクス、4月の航空輸出重量24.2%増

2014年5月7日 (水)

ロジスティクス阪急阪神エクスプレスは7日、4月の航空輸出入取扱実績を発表した。航空輸出は取扱件数が対前年同月比4.7%増の1万7726件、取扱重量は24.2%の5116トンとなった。件数は10か月連続の対前年プラス、重量は2012年3月以来、2年1か月ぶりに5000トンを上回り、7か月連続の対前年プラスとなった。

TC-1向けは、中西部向の自動車部品関連が引き続き好調だったのに加えて、カナダ向や中南米向のスポット出荷があり、重量ベースで10か月連続で前年実績を上回った。TC-2向けは、重量ベースで2か月ぶりに前年実績を上回った。仕向地別では、英国向けが前年のスポット出荷の反動で大きく落ち込んだものの、オランダ向けやドイツ向けは自動車部品関連の荷動きが好調だった。TC-3向けは、台湾向け、タイ向けが前月に続いて好調を維持し、中国、マレーシア、インドネシアなども好調で、全体(重量ベース)では7か月連続で前年実績を上回った。

航空輸入は、取扱件数が6.5%減の1万6319件で、2か月ぶりに対前年マイナスとなった。品目別では、主力の自動車部品関連がほぼ前年並み、コンピューター部品・付属品関連が活発な荷動きを示したが、アパレル関連、機械部品関連が低調に推移した。