ロジスティクストルビズオン(福岡市中央区)は22日、同社のドローン空路整備システム「S:ROAD」をグリーンサービス(名古屋市北区)が採用したと発表した。愛知県を拠点に活動するグリーンサービスは、災害時の物資輸送や医薬品配送を手掛けている。今回の採用により、地域密着型のドローン空路整備を強化する。
「S:ROAD」は、地域社会と協力して安全で効率的なドローン飛行空路を整備するシステム。地権者との連携により、災害対応や物流支援を可能にする空路を構築する。グリーンサービスはこれまでの経験を生かし、愛知県内でのドローン活用をさらに拡大する計画を進める。
今回整備された空路は全長1.5キロ。新東名高速道路・新城インターチェンジから車で8分の乗本地区に位置する。災害調査や大型ドローンを使った物流訓練の場として最適な環境を提供し、目視外飛行などの技術習得も可能だ。個人のスキル向上から業務用訓練まで幅広いニーズに応える。
グリーンサービスの松井清吾社長は「ドローンによる物流ソリューションで地域の課題を解決する」と力強く語る。一方、トルビズオンの増本衛代表は「地域社会と連携し、災害時対応や物流効率化の実現に貢献する」と述べ、協業の意義を強調した。
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