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アルパカラボ、MIXIなどから3億円の資金調達

2024年11月28日 (木)

財務・人事運転代行配車プラットフォーム「AIRCLE(エアクル)」などを展開するスタートアップ、アルパカラボ(沖縄県中城村)は28日、MIXIやサカイ引越センター、ベクトルなど8社を引受先とした第三者割当増資を行い、3億円を調達したと発表した。これによって、累計調達額は8億円となった。

同社は、電話や無線による配車が主流となっている運転代行向けの配車プラットフォーム「エアクル」を開発。効率的なアルゴリズムと運用で、配車確定までの時間を平均30秒、到着時間を7分に短縮した。また今年には、ドライバー提供プラットフォーム「エアクルワン」の提供を開始し、普通自動車を持っているドライバーが1人でも代行運転サービスができるようにした。これによって、運転代行事業者が不足する地域に一般企業が参入できるようになり、ドライバー不足の解消に貢献している。

引受先8社のうち、MIXIやサカイ引越センター、ベクトルは初の参加となる。SNSを運用するMIXIとは、ライフスタイルやスポーツ観戦との相性の良さを生かし、ファミリーなど利用層の拡大を図る。

サカイ引越センターとは、引越し業務の効率化やドライバー人員不足の解消に向けた対策を模索。繁忙期の引越しドライバーへのサポートや物流機能の活用策などを検討する。

PR会社のベクトルからはPR面などでの支援も受ける。

調達した資金は、エアクルの地域展開とエアクルワンのサービス拡大を推進し、保険や新機能を備えたドライバー提供サービスを拡充するために使われる。また、独自AIによる需要予測を導入して効率的な配車とサービスエリアの最適化を図り、単にサービスを提供するだけでなく、業界全体をリードする企業を目指すとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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