サービス・商品日本郵船は28日、資金効率の改善と業務プロセスの合理化を図るため、外国為替取引に関わる業務にCLS銀行を通じた決済と、ブルームバーグの「FXGO照合決済サービス(FXGO-CMS)」を導入したと発表した。
CLS銀行は市場安定化を目的に2002年、世界の主要な民間銀行の出資で設立された。多通貨同時決済(CLS)を専門に行い、利用者には、外国為替取引の決済リスクの削減や、ネッティング決済を通じた資金効率の改善などのメリットがある。
同社はこれまで、取引金融機関ごとに個別に決済していたが、今後は三菱UFJ銀行の「CLS銀行決済Third Partyサービス」に一本化する。
FXGO-CMS はブルームバーグの電子照合プラットフォームで、外国為替取引の約定内容をオンライン上ですべて確認できる。同システムの導入で、これまで紙面で行っていた照合作業を、電子プラットフォーム上で自動照合できるようになり、業務効率化やペーパーレス化、作業ミスの削減などを進められる。
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