サービス・商品情報通信業のコア(東京都世田谷区)は9日、国土交通省が定める「自動車運送事業における運行管理の高度化に向けた業務前自動点呼の先行実施要領」を受け、クラウド型点呼システム「Cagou IT点呼」が、同先行実施要領の機器要件に対応したと発表した。これにより、Cagou IT点呼を利用して業務前自動点呼の先行実施に参加でき、「点呼の自動化」による業務の効率化を体験できる。
2023年4月以降、業務後に限り運行管理者の立会いが不要な自動点呼が可能になった一方で、業務前の自動点呼については、23年度に実証実験を実施し、制度化に向けた要件の検討が進められている。しかし、乗務可否の判断にはさまざまなケースが想定され、より多くの事業者による実証が必要となるため、現在、業務前自動点呼に係る先行実施が進められている。
Cagou IT点呼は、運行管理者・運転者の業務負荷削減を可能にするクラウド型点呼システムで、遠隔点呼、IT点呼、電話点呼、対面点呼、業務後自動点呼に加えて、業務前自動点呼に対応することで、運行管理者・運転者双方の長時間労働の削減に寄与する。
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