北陸信越運輸局、整備管理者不在1社に事業停止30日

行政・団体北陸信越運輸局は10日、長野県岡谷市の片倉運輸本社営業所（長野県茅野市）の貨物自動車運送事業法違反を確認し、事業停止処分などを行ったことを公表した。

整備管理者不在の疑いがあったことから23年11月6日および20日に長野運輸支局が監査を実施した。

監査の結果、乗務時間等告示の遵守違反▽疾病、疲労等のおそれのある運行の業務▽整備管理者選任なし▽整備管理者選任（変更）の未届出▽定期点検整備等の未実施▽点呼の実施違反▽点呼の記録違反▽業務の記録違反▽運行記録計による記録違反▽運行指示書の作成義務違反▽運転者等台帳の作成なし及び記載事項等の不備▽運転者に対する指導及び監督違反▽運行管理者に対する指導及び監督違反、の13項目の違反が確認された。

処分内容は、本社営業所の事業停止処分30日間。事業停止処分終了後、本社営業所の車両2両を延べ150日間使用停止、および文書警告。

また、当該事業者の今回の行政処分による違反点数は45点、累積違反点数は45点となっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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