調査・データリクルートは13日、同社の調査研究機関「ジョブズリサーチセンター」が、ことし11月度の「派遣スタッフ募集時平均時給調査」の結果を発表した。
三大都市圏(首都圏、東海、関西)の派遣スタッフ募集時平均時給は1627円となり、前年同月比で27円減少した。10月の最低賃金改定後も平均時給は減少傾向を見せ、前月比では39円の減少が見られた。
地域別では、首都圏と東海で前年同月比減少が目立ち、首都圏は1722円(同42円減)、東海は1443円(同25円減)となった。一方、関西では前年同月比30円増の1502円を記録し、堅調な伸びを示している。職種別では、IT・技術系が特に落ち込みが激しく、首都圏では前年同月比で121円減少、東海では176円減少した。
一方、製造・物流・清掃系では関西で過去最高額を記録するなど、一部職種や地域で上昇傾向が見られる。全体的には、派遣労働市場の賃金動向は多様化しており、地域や職種によるばらつきが大きくなっている。
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