認証・表彰物流施設大手のプロロジス(東京都千代田区)は17日、SCSK(東京都江東区)が運営するI-RECの取り引きプラットフォームEneTrackを利用し、三井住友銀行のサポートのもと、自己託送事業における国際的な再生可能エネルギー電力証書「I-REC」の活用を開始しと発表した。
同社は、兵庫県の「プロロジスパーク猪名川1」で発電した再生可能エネルギーを、京都府の「プロロジスパーク京田辺」に送電し、その環境価値をI-RECとして認証する。I-RECの発行を伴う自己託送は国内初の試みであり、カシオ計算機が同証書の一部を購入する。
I-RECは国際基準に基づく再エネ証書で、発電源や属性情報の透明性が高く、RE100やCDPといった環境基準に対応する。プロロジスは2040年までにバリューチェーン全体で温室効果ガス(GHG)排出ネットゼロを目指しており、太陽光発電設備を物流施設に導入することで中間目標の達成を進める。
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