拠点・施設双日は17日、ベトナム・ビンフック省タムダオ地区にて、牛肉の食肉加工工場の稼働を開始した。
同工場は高度な衛生管理下で冷蔵牛肉を加工する国内初の施設であり、将来的には年間約1万トンの牛肉製品を出荷する見通しだ。また、隣接地では2025年3月に農場の稼働を予定しており、肥育から加工・販売まで一貫した供給体制を構築する。
ベトナムの牛肉市場は年間消費量が50万トンと少ないが、人口増加や所得水準の向上により需要の拡大が見込まれている。同社は21年、現地の最大手乳業メーカー・ビナミルクグループと合弁でJVLを設立し、日本産牛肉の輸入・販売や国産牛肉の加工・流通を行ってきた。稼働する工場は年間3万頭の処理能力を持ち、製品は4温度帯対応の物流センターを通じて供給される予定だ。
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