ロジスティクス日本郵船は12日、自律運航システムを搭載した自動車専用船「Elder Leader」が4月29日にシンガポール港へ初寄港し、シンガポール海事港湾庁(MPA)などと共同で港湾システムとの連携実証試験を実施したと発表した。国際海運における自律運航船の実用化に向けた取り組みで、港湾システムと船舶システムの連携検証を進めた。
実証試験は、日本郵船グループのMTIとMPAが共同で実施した。事前にリスクアセスメントを行ったうえで、乗組員やパイロットの立ち合いによる安全管理のもと運航し、本船からMPAの次世代船舶交通管理システムプロトタイプへの航路計画データ送信や、陸上支援システムとのライブデータ・映像伝送などを検証した。港湾側の「Just-in-Time」(JIT)プラットホームも活用し、効率的な船舶到着に向けた運用を確認した。

▲港湾システムとの連携実証試験の様子(出所:日本郵船)
Elder Leaderは、最新の自律運航システムに加え、大動揺防止システムや船内Wi-Fiネットワークなどを搭載した次世代型自動車船で、LNG(液化天然ガス)燃料化によるCO2排出削減にも対応する。
近年、海運業界では船員不足や地政学リスク、サプライチェーン混乱への対応が課題となっている。今回の実証成果は、MPAが構想する次世代船舶交通管理システムや、自律運航船と連携可能な陸上支援システムの検討にも活用される見通しだ。
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