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澁澤倉庫、統合報告書を発表

2024年12月23日 (月)

調査・データ澁澤倉庫は20日、統合報告書を発表した。

同報告書によると、国内物流事業においては、同社は国内外の主要な飲料メーカー向けに専用の物流サービスを提供しており、主要DC拠点では複数拠点の一元管理体制によって、効率的な運営を行っている。輸配送では、複数顧客の商品を同一納品先に配送する共同配送や、複数の工場や配送センターから出荷される商品のクロスドック輸送により、域内の輸配送エリアにおける高い競争力を発揮するとともに、車両稼働率・積載率の向上、荷受先における待機時間の削減により、環境負荷の低減に寄与している。

国際物流事業においては、国際海上輸送、航空輸送サービスと発着地での物流機能を組み合わせ、陸・海・空の複合一貫輸送サービスをワンストップで提供。海外拠点では、中国、香港、ベトナム、フィリピンの自社拠点に 加え、現地企業への出資や合弁によりネットワークを拡充し、域内物流サービスを強化している。

DX(デジタルトランスフォーメーション)・IT戦略においては、自動倉庫システム・無人搬送フォークリフト、自動ソーティングシステム、ロボティクス自動倉庫などを導入し、業務効率化を促進している。具体的には、自動倉庫システムにおいては、高密度の保管棚と無人搬送システムの連携により、圧倒的な保管効率と荷役の省人化を実現。保管棚は倉庫の上部空間を有効活用した3層構造を採用し、直接段積みが難しい製品の保管が3段まで可能だ。また、パレット単位のロケーション管理により、貨物配置を柔軟に調整できるため、空きスペースを最小限に抑え、保管棚の稼働効率を大幅に向上させている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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