サービス・商品商船三井は21日、海外在住の個人向けに、日本の通販サイトで購入したものを国際配送・転送したり、購入品を一時保管したりできるプラットフォーム「MOL CART」(エムオーエル カート)を20日にリリースしたと発表した。個人専用のバーチャル倉庫もあり、最大8か月間、商品などを保管できる。
MOL CARTは、PlayStationの開発実績を持つ元SONYのエンジニアらが立ち上げたスタートアップ、cozmicとの協業で開発。直感的に使いやすいプラットフォームデザインが特徴となっている。来年度にリリース予定の「MOL CART」アプリを使えば、携帯端末で全ての操作ができる。
個人専用で使えるバーチャル倉庫機能が最大の特徴で、海外配送に対応していない日本の商品も、バーチャル倉庫を通じて、海外の自宅などに配送できる。購入した商品を一つにまとめて梱包することも可能で、日本を旅行中に購入したものを帰国に合わせて、まとめて配送するといった使い方もできる。
また、国内居住者も個人用倉庫として使えるため、旅行先や出張先に荷物を配送すれば、大きなバッグなどを運ぶ必要もなくなる。
配送先は日本と中国、香港、マカオ、台湾、シンガポール、オーストラリアの7地域で、日本語や英語、中国でのサポートもある。
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