
▲プロロジスパーク岡山完成イメージ(出所:プロロジス)
拠点・施設プロロジス(東京都千代田区)は23日、岡山市北区で開発中の物流施設「プロロジスパーク岡山」について、大和ハウスグループの大和物流(大阪市西区)と賃貸契約を結んだと発表した。大和物流は「岡山早島物流センター」(仮称)を開設し、中四国エリアの旗艦センターとして運用する。
同施設はマルチテナント型物流施設として計画され、今年8月の完成予定だったが、大和物流が1棟すべて利用することになった。大和物流は10月1日の稼働開始を予定している。
施設は、山陽自動車道と瀬戸中央自動車道が交わる早島インターチェンジ(IC)から3.5キロで、中四国全域への広域輸送拠点となるほか、関西-九州間の中継拠点としても適している。岡山市中心部から30分、倉敷市中心部から20分と両市の中間に位置していることから、エリア配送拠点としても活用できる。
倉庫内はノンブレース構造を採用し、柔軟なレイアウトやマテハン計画に対応が可能。トラックバースは、同時接車可能な29台の高床バースと15台の低床バースを併設し、低床バース前面の一部に幅13メートルの屋根を設けることで、雨天時にも荷捌きなどがしやすい環境を整える。また、搬送設備は、荷物用エレベーター4基、垂直搬送機3基、ドックレベラー4基を備える。
防災面では、緊急地震速報システムや衛星電話、非常用発電機による停電時のバックアップなどを整備するほか、屋根には太陽光発電設備を設置する。
敷地面積:1万6607平方メートル
延床面積:3万4963平方メートル
構造:4階建て、鉄筋コンクリート造・鉄骨造
完成:2025年8月
アクセス:山陽自動車道・早島ICから3.5キロ、JR山陽本線・庭瀬駅から5キロ
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com