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九州経済圏貿易、24年は2年連続の黒字

2025年1月24日 (金)

調査・データ門司税関が23日に公表した九州経済圏貿易概況(速報)によると、12月の輸出総額は前年同月比5.4%増の1兆1436億円、輸入総額は同0.9%減の9472億円となった。差引額は51.6%増の1964億円で11か月連続の輸出超過だった。

輸出は2か月ぶりのプラスで、「船舶」(3.3倍)、「半導体等製造装置」(19.3%増)が増加した一方で、「鉄道用車両」(60.2%減)が減少した。輸入は5か月連続のマイナスで、「半導体等製造装置」(46.4%増)が増加した一方で、「原粗油」(12.8%減)、「液化天然ガス」(18.6%減)などが減少した。

また、同日に発表した2024年の九州経済圏貿易概況(速報)によると、年累計の輸出総額は前年同月比7.1%増の12兆4327億円、輸入総額は同4.1%減の10兆6574億円となった。差引額は3.6倍の1兆7752億円で2年連続の輸出超過だった。

輸出は4年連続のプラスで、「自動車」(9.2%増)、「半導体等電子部品」(18%増)が増加した一方で、「石油製品」(35.9%減)が減少した。輸入は2年連続のマイナスで、「金属鉱及びくず」(14.1%増)が増加した一方で、「原粗油」(17.8%減)、「石炭」(26.2%減)などが減少した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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