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JMU、省エネ型VLCC「PARNASSOS」を引渡し

2025年1月24日 (金)

▲PARNASSOS(出所:JMU)

荷主ジャパン マリンユナイテッド(神奈川県横浜市)は23日、熊本県長洲町の有明事業所にて、AQUMARINE SHIPOWNERS LTD.向けに建造した次世代省エネ型VLCC(大型原油タンカー)「PARNASSOS」の引き渡しを行った。本船は同社が開発した省エネ型タンカーシリーズ「N-VLCC」の第2番船となる。

同船は全長330メートル、幅60メートルで、浅喫水での最大積載重量を確保し、マラッカ海峡を含む東西トレードに対応可能な柔軟性を持つ設計となっている。また、燃費性能の向上を実現し、顧客の競争力向上に寄与する。

特徴として、SOxスクラバーおよびSCRを搭載し、SOx(硫黄酸化物)やNOx(窒素酸化物)の排出規制に対応。さらに、GHG排出規制に関するEEDIの2025年以降のPhase3基準を先取りして満たしている。また、同社独自の省エネ技術である新型SSD®、SURF-BULB®、ALV-Fin®、AX-BOW®などを採用し、大直径低回転プロペラとG型電子制御主機により、旧世代船舶を大幅に上回る性能を達成した。

【PARNASSOS概要】
全長:330.0メートル
幅:60.00メートル
深さ:29.35メートル
喫水:21.58メートル
総トン数:157208トン
定員:30人
船籍:バハマ

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LOGISTICS TODAY編集部
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