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国交省、バイオ燃料輸送拡大のガイダンス合意

2025年2月3日 (月)

行政・団体国土交通省は3日、1月27日から31日にかけて行われた国際海事機関(IMO)第12回汚染防止・対応小委員会(PPR12)の開催結果を公表した。

船舶の温室効果ガス(GHG)排出削減の観点から、バイオ燃料混合比の高いバイオ燃料混合油の使用ニーズの高まりを受け、既存の重油燃料のバンカリング船で輸送可能なバイオ燃料混合比を拡大するガイダンスが合意された。また、船体に付着する有害水生生物の越境移動の防止の観点から船体の水中洗浄の方法や水中洗浄装置の性能基準等を定めた「船体の水中洗浄に関するガイダンス」が合意された。これらのガイダンスは4月に開催される第83回海洋環境保護委員会(MEPC 83)において承認される見込み。

そのほか、2018年の「船舶からの海洋プラスチックごみ削減に向けた行動計画」で定められた、船内プラスチック廃棄物管理措置の対象船舶拡大などの取組みについて進捗状況の評価を行い、プラスチックペレットの海上輸送に伴う環境リスクの軽減のための義務的措置の検討などを含む2030年迄の5年間の行動計画案が作成された。

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LOGISTICS TODAY編集部
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