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日本郵船、小中学校の教員研修を受け入れ

2013年8月19日 (月)
日本郵船のコンテナターミナルを視察する研修団

日本郵船のコンテナターミナルを視察する研修団

話題日本郵船は19日、経済広報センター主催の「教員の民間企業研修」で東京都杉並区教育委員会から小・中学校などの教員9人を受け入れた、と発表した。

この研修プログラムは、学校の夏休み期間を利用して教員に実際の企業の人材育成、環境問題の取り組みを理解してもらい、その体験を子どもたちに伝えることで、今後の学校運営に生かすことを目的として実施されている。同社の研修受け入れは19回目。

8月14日から3日間行われた研修では、会社概要や人材育成制度の紹介などの座学だけでなく、不定期船業務を体感するグループワークや運航採算を計算するグループワークを通じ、海運業の具体的なイメージをつかめるプログラムを多く取り入れた。

また、日本郵船東京コンテナターミナルや日本海洋科学(操船シミュレーター)など、最先端の現場を実感してもらうとともに、日本郵船歴史博物館、日本郵船氷川丸の見学を通じ、歴史に対する理解を深めてもらった。

研修後には懇親会を開催し、教員と社員の親睦も図った。

参加した教員からは「業務のスケールの大きさを体で感じることができ、私たちの手元に一つの商品が届くまでに、多くの人がさまざまな所で働いているのだなと実感できた」「子どもたちに船についての知識や歴史に興味を持たせるとともに、社会に出て仕事をしていく際に大切な現場力や人間力を育てていきたい」といった感想が寄せられた。