日本郵船、教員の民間企業研修に協力、21回目

ロジスティクス日本郵船は28日、一般財団法人経済広報センターに協力し、同センター主催の「教員の民間企業研修」として今月23日から24日の2日間にわたって東京都品川区教育委員会から小・中学校の教員10人を受け入れた、と発表した。

この研修は、学校の夏休み期間を利用して教員に企業の人材育成、環境課題への取り組みなど理解を深めてもらい、研修体験を子供らに伝え、今後の学校運営に生かしてもらう目的で行われている。

同社の研修受け入れは今回で21回目で、期間中は事業案内の紹介や同社が取り組む環境課題、CSR活動の解説を行った。また、日本海洋科学での操船シミュレーターの体験や日本郵船氷川丸や歴史博物館の見学を実施した。

参加者からは「教員の日常業務や生徒との接し方について改めて考え、勉強になることが多かった」「船による輸送が日常生活や産業を支えていることを実感した」「操船での安全管理に関する講義で社会生活でのコミュニケーションの重要さを改めて学んだ」といった感想が寄せられた。