拠点・施設郵船ロジスティクスは10日、ドイツ法人Yusen Logisticsが、同国ボトロップに大型のロジスティクスセンターを新設し、3日に稼働を開始したと発表した。

(出所:郵船ロジスティクス)
新センターはドイツ西部にある工業都市、デュイスブルクから20キロに位置し、もともと製鉄会社の施設だった10万平方メートルの敷地に、2つの倉庫が建っている。倉庫の面積は計5万7000平方メートルで、主に耐久消費財を扱う。
倉庫内には最大5万パレットの商品などが保管でき、88か所のトラックドックを整備。倉庫管理システムで効率的に保管する。
また、環境負荷が少ない資材で建設され、ソーラーパネルの設置や電動フォークリフトの導入で、年間7000トンの温室効果ガス排出量削減を見込んでいる。
従業員が快適に働けるよう明るくモダンな内装にしたほか、敷地内の緑化を推進し、公園のように地域に開かれた拠点を目指した。
6日には開所式を行い、地元の州や市の関係者らを交えてテープカットを行い、完成を祝った。
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