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郵船ロジ、独デュイスブルクに2.6万m2の新倉庫

2014年1月7日 (火)

ロジスティクス郵船ロジスティクスは7日、ドイツ法人の郵船ロジスティクスドイツが2日、同国デュイスブルクに2万6000平方メートルの新倉庫をオープンした、と発表した。同社は、デュイスブルクで既に4万2000平方メートルの倉庫を展開している。

新倉庫は一般倉庫スペース2万平方メートルと危険品スペース6000平方メートルで構成する高機能倉庫で、一般倉庫スペースでは家電メーカーなど一般消費財関連の顧客向けにロジスティクスサービスを、自動車関連企業には欧州域内のトラック輸送網のハブ機能を駆使したクロスドックサービスを提供する。

また、同エリアで危険品専用倉庫を保有する初の日系物流企業として、危険品保管サービスなどにも注力する。

新倉庫がオープンするのは同港、物流施設の集積地であるログポート地区で、5つの既存倉庫とコンテナターミナルに隣接している。同社は1999年に同地区で倉庫をオープンして以来、家電や自動車関連貨物の取り扱いを中心に拡大を続けてきたが、高まる物流需要を受けて倉庫拡大に至った。

ドイツ内陸、河川港として世界最大規模のデュイスブルク港は、オランダのロッテルダムやベルギーのアントワープへの陸上、鉄道、海上輸送の中継拠点として至便なロケーションに位置する。デュイスブルクから半径150キロの経済圏は、3000万人の消費者、6000億ユーロの購買力、30万社の企業を抱えているといわれ、欧州域内の消費地・ゲートウェイとして注目を集めている。

■新倉庫の概要
名称:Yusen Logistics(Deutschland)GmbH. Duisburg Branch Warehouse Hall L, M and N
倉庫面積:2万6000平方メートル
営業開始日:2014年1月2日