英ユーロピ、2.3万平米の物流施設を取得

拠点・施設英国の不動産投資会社であるユーロピ・プロパティ・グループは1月31日、英国南東部イプスウィッチの「ポート・ワン」物流パーク内にある、新築の2万3226平方メートル（25万平方フィート）の大型物流施設のフリーホールド権（自由保有権）取得を完了したと発表した。

同物件は2024年に完成し、英国の老舗物流業者に15年間のリースで貸し出されている。この倉庫はEPC（エネルギー性能評価）「A」評価を受けており、EV充電・ソーラーパネルを備えるほか、BREEAM（環境価値評価）で「Very Good」認証を目指すなど、高いESG認証を有している。

「ポート・ワン」は、英国に到着する全コンテナ貨物の50％を担う英国最大のコンテナ港、フェリックスストウのフェリクストウの近くという戦略的な土地に位置し、英国のフリーポート・イースト・ゾーン（経済特区）内にある。ロンドンをはじめとした英国のあらゆる地域、ヨーロッパへの交通の便が良く世界のサプライチェーンに優れた利便性を有した立地となっている。

今回の買収により、同社のプライム・ロジスティクス部門への注力はさらに強化されることとなる。同社グループはこれまでにリスボン広域を中心に15万平方メートルを超える近代的な大型店舗やラストワンマイル企業を資産として保有している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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