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新千歳空港で、除雪ドローンの実証実験

2025年2月27日 (木)

▲新千歳空港での除雪実証実験の様⼦(出所:エバーブルーテクノロジーズ)

調査・データドローン開発のエバーブルーテクノロジーズ(東京都調布市)と北海道エアポート(北海道千歳市)、スズキ(浜松市中央区)は26日、新千歳空港で除雪ドローンを使った自動除雪の実証実験を共同で実施したと発表した。

エバーブルーテクノロジーズはスズキの「電動モビリティベースユニット」を使った無人除雪機「除雪ドローンV3」を開発。電動モビリティベースユニットは、多様なロボットの足回りとしての使われるユニットで、スズキが電動車いすの開発で培ってきた走破性や安定性などの移動技術をもとに開発を進めている。これによって、さまざまな条件下でも安定して走行できるロボットの実現を目指す。

今回は、冬の空港運営に欠かせない滑走路などの除雪に除雪ドローンを活用できないか、実証実験に取り組むことになった。

同日行われた実証実験では、除雪ドローンV3を使って空港内の一部区域を対象に、遠隔操作と自動運転による除雪を行った。3社は実証実験を通じて、実際の除雪現場での作業効率や空港運用基準への適合性のほか、作業の負担軽減、コスト軽減などの効果を検証する。また、電動ドローンの活用によるCO2排出量の削減効果についても確認する。

こうした検証結果を受けて、除雪ドローンの改良や追加機能の開発などを進め、北海道内の各空港への展開を検討していく。

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LOGISTICS TODAY編集部
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