フェリー利用促進、さんふらわあと京産大が連携

サービス・商品京都産業大学（京都市北区）は7日、商船三井さんふらわあ（東京都千代田区）と連携し、大学生を対象としたフェリー利用促進策を開始すると発表した。神戸港-大分港航路を対象に、学生向け割引商品を企画し、SNSやポスター掲示による認知度向上を図る。

（出所：京都産業大学）

同大学の経営学部ゼミ生10人は、2024年5月から産学連携プロジェクトを開始。大学生158人を対象に実施した調査では、九州への移動手段としてフェリーを選んだのは11人にとどまり、認知度の低さが明らかになった。ゼミ生は実際にフェリーに乗船し、移動中に横になれる快適さや、到着後すぐ活動できる利便性を実感。航空機やバスと比較して、移動時間を有効活用できる「タイムパフォーマンス」に優れると評価した。

この結果を踏まえ、神戸港-大分港航路での学生向け割引商品を企画。片道運賃9000円-1万2000円（税込）で、通常別料金の船内夕食ビュッフェを含む。対象期間は5月7日-7月21日で、販売はすでに開始している。利用者は乗船時に学生証の提示が必要となる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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