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北海道を拠点にスタートアップ支援、ヤマトなど参画

2025年3月13日 (木)

環境・CSR北海道を舞台に、世界中のスタートアップの事業開発や自治体との連携を支援するグローバルアクセラレーションプログラム「Hokkaido F Village X」(主催・Scrum Ventures、スクラムスタジオ)が12日にスタートし、ヤマトホールディングスやJTB、北海道北広島市などが参画した。プロ野球、北海道日本ハムファイターズの本拠地球場がある北海道ボールパークFビレッジを拠点に、新たな産業の振興や地域課題の解決を目指す。

同プログラムを主宰するScrum Ventures(スクラムベンチャーズ)は米・サンフランシスコに拠点を置く投資会社で、日米でアーリーステージのスタートアップ企業に投資をするファンドを運営している。スクラムスタジオ(東京都港区)は子会社で、大企業との連携支援や日本進出支援などスタートアップの支援を手がけている。

Hokkaido F Village X(HFX)では、3年間で計30社程度のスタートアップを採択し、「スポーツ・エンタメ・スタジアム」、「フード&アグリ」、「モビリティ」、「サステナビリティ」、「ウェルビーイング」の5つのカテゴリで、技術やサービスの実証や実装を支援する。

また、採択されたスタートアップには、パートナー企業や自治体との共同事業の機会を提供し、Scrum Venturesによる出資も検討する。

HFXのパートナー企業としてヤマトHD、JTBなどが参画し、地元の北広島市が自治体パートナーとなる。また、北海道日本ハムファイターズでチーフ・ベースボール・オフィサーを務める栗山英樹氏がアドバイザーに就任した。ファイターズやFビレッジ、北海道と、スタートアップをつなぎ、北海道の地域課題解決や魅力を向上させるためのアドバイスをもらう。

Scrum Venturesは、「将来的にはHFXで生まれた事業を国内外に横展開していきたい」としており、新たなグローバルイノベーションプログラムの成功モデルを目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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