産業・一般シコー(大阪市北区)は24日、グループ会社の三栄紙工山口製造部(山口県岩国市)において、米麦袋製造の生産性向上を目的にパレタイザーを導入すると発表した。導入時期はことし4月中を予定している。
今回導入されるパレタイザーは、23キロ相当の紙袋の束を自動でパレットに積み付ける設備で、省人化と効率化を両立する。山口製造部ではすでに2021年に自動梱包機を設置しており、主要工程である印刷・製筒・底貼りをインライン化することで高い生産性を確保してきた。今回の設備追加により、国内トップクラスの生産効率を実現するとしている。
同社は、パレタイザー導入に伴う工場稼働の様子をドローンで撮影し、公式ユーチューブチャンネルで公開する計画も進めている。米麦袋の生産は3月-9月の稼働が中心と季節波動があり、作業人員の確保が年々困難になる中、省人化設備の導入は物流現場における負担軽減と安定供給体制の維持に寄与するとしている。
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