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イトーキ、高速ピッキング自動倉庫の検体管理事例

2025年3月26日 (水)

調査・データイトーキは26日、近未来型高速ピッキング装置「システマストリーマーSAS」の納入事例を紹介する動画をユーチューブで公開したと発表した。自動倉庫内での効率的な血液検体保管・管理の実現や、物流プロセスの最適化に対応する装置の特長が紹介されている。

SASは、検体の短期保管を担うシャトル台車式の自動倉庫で、高頻度の出庫に対応する高速処理が特長だ。一方、取り出しの頻度が低い検体の長期保管には同社の「システマトリーブSAT」が用いられ、出庫頻度に応じた保管エリアの最適化が図られている。検体の入出庫はすべて自動で行われ、冷蔵環境下で安定的に稼働。保管庫は2階に設置され、洪水や地震への備えとしてBCP対策も強化された構造となっている。

物流フローでは、検査終了後の検体がまずコールドベンチエリアに保管され、続いてSASに0-1週間、SATに1-4週間保管される。適切な保管期間を経た後は、管理情報をもとに排出処理される。これにより、限られた空間での高密度保管と高速な入出庫を両立し、医療分野における検体管理の物流効率を飛躍的に高めている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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