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商船三井が役員報酬制度改定、クローバック条項も

2025年3月28日 (金)

ロジスティクス商船三井は28日、取締役会において役員報酬制度の改定を決議したと発表した。報酬水準や株式報酬比率の引き上げ、ガバナンス強化のためのクローバック条項の導入が主な変更点で、一部は6月下旬に開催予定の株主総会での承認を条件としている。

今回の改定は、経営計画「BLUE ACTION 2035」に基づく成果評価の強化と、株主との価値共有をさらに促すことが目的。社長の報酬は、連結税引前当期純利益が2000億円に達した場合、年額が2億円を超える設計とし、単年度業績報酬では支給率の上昇を導入。株式報酬の割合は、現行の20%から35%程度に引き上げ、報酬全体の構成比は金銭報酬65%、株式報酬35%を目安とする。

さらに、単年度業績報酬の一部を譲渡制限付き株式で支給する制度や、在任期間中の譲渡を制限した役位株式制度を新設。重大な会計誤りや不正があった場合には支給済報酬の返還を求めるクローバック条項も導入される。

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LOGISTICS TODAY編集部