ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

三菱商事、米ADMと提携で食料供給網強化

2025年3月28日 (金)

M&A三菱商事(東京都千代田区)は28日、世界最大級の農産物事業会社のアーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM、アメリカ)と、食料サプライチェーン全般にわたる戦略的業務提携の覚書を締結したと発表した。両社は40年以上の事業パートナーとしての信頼関係を基盤として、それぞれの強みを生かした協力を深めていく。

三菱商事は食料、エネルギー、金融、物流、インフラなど幅広い産業で豊富な知見と実績を有し、グローバルネットワークを生かした総合的なビジネスソリューションを提供している。一方、ADMは150年以上の歴史を誇る世界有数の農産物企業として、農産物の調達・集荷、保管、輸送、取引から付加価値の高い1次加工品の製造に至るまで、包括的なバリューチェーンを確立している。両社はこれらの補完的な強みを最大限に活用し、持続可能なバイオ燃料の供給網構築、環境に配慮した食料安定供給体制の強化など、グローバルな課題解決に向けて協力していく。

本提携により、両社は世界規模での食料サプライチェーンの未来構築を目指し、新たなソリューションと価値を創出していく。持続可能性と効率性を重視し、デジタル技術の活用、環境配慮型の物流システムの構築を通じて、次世代の食料供給網の重要課題に取り組む方針だ。具体的な協業内容は、両社の専門家チームによる詳細な検討を経て、順次発表する予定という。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com