サービス・商品Pudu Robotics Japan(PUDU、東京都中央区)は4日、経済産業省主導の「ロボットフレンドリー施設推進機構」(RFA)に正会員として加入したと発表した。今回の加盟を通じて、ロボット導入支援の枠組みに参画し、日本でのスマート施設化やインフラ標準化の推進を図る。今後は、エレベーター連携を含むEV(電気自動車)ソリューションの開発を通じて、ロボット導入の拡大を目指す。
物流分野では、同社が展開する自律走行型ロボットが注目されており、配送や清掃を担う複数機種をクラウド制御する異種ロボット群管理プラットフォームを構築し、物流現場でのタスクの自動スケジューリングやエネルギー管理、異常検知などを実現している。また、ロボットとエレベーターや自動ドアとの連動技術も進展し、オフィスや物流施設内での人とロボットの共生を支えるインフラとしての活用が期待されている。
同社は現在、60か国で9万台以上のロボットを展開しており、日本市場では猫型配膳ロボット「ベラ」が5000台以上導入されている。今後は、深層学習による環境理解アルゴリズムを活用し、人流の変化に対応する動的作業調整などの機能を強化する。
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