佐川急便、健康経営優良法人に初認定

認証・表彰佐川急便は8日、経済産業省および日本健康会議より「健康経営優良法人2025」に初めて認定されたと発表した。認定は3月10日付けで、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業として評価されたものである。

同社では、従業員の心身の健康を重要な経営課題の一つと捉え、様々な取り組みを実施している。ヘルスリテラシー向上のため、安全衛生委員会での討議や健康増進情報の発信を行っているほか、定期健康診断とフォローアップでは、医師や産業医による就業判定、保健師による保健指導などを実施し、定期健康診断と再検査の受診率100％を達成している。

そのほかにも、特定保健指導実施率向上への取り組み、食生活改善イベントの全国実施、がん検診や人間ドックの受診推進、女性従業員とその家族を対象とした乳がん検診車による巡回検診、長時間労働による健康障害の予防対策などを行っている。

メンタルヘルス対策としては、年次ストレスチェックの実施、毎月の安全衛生委員会での協議、ラインケア教育の実施などがある。また、24時間対応の相談窓口を設置し、社外スタッフによるメンタルヘルスカウンセリングは対面やオンラインで年5回まで無料で受けられる体制を整えている。

さらに、2024年2月1日には「健康経営アライアンス」に参画し、他企業のノウハウを学び、健康経営活動に活かしているという。

同社は、これらの取り組みを通じて「全従業員がよりいきいきと働き続けられる職場環境づくり」を進め、「企業としての持続的成長を目指す」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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