
▲鋼材とパレットを載せた大型特殊車両(出所:ティアフォー)
荷主ティアフォー(東京都品川区)は9日、日本製鉄と共同で、大型特殊車両の自動運転化プロジェクトを名古屋製鉄所で推進していると発表した。2023年度から開始された取り組みは、労働環境の改善やドライバー不足への対応を目的としており、25年度から構内での鋼材搬送へ自動運転を本格導入する計画だ。
名古屋製鉄所では、鋼材を多数積載したパレットを大型のキャリア車両で搬送している。構内物流での効率と安全性の両立が求められるなか、日本製鉄は大型特殊車両の自動運転によって作業の最適化を図る。同プロジェクトでは、ティアフォーが提供する工場・私有地向けの自動運転リファレンスデザインを用い、現場のニーズに応じたシステム開発が進められている。
同社はオープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware」の開発を主導しており、取り組みでは同ソフトを基盤とした物流ソリューションを提供する。
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