財務・人事乾汽船が13日発表した2026年3月期連結決算は、売上高が前期比5.9%増の336億3600万円、経常利益が同49%減の19億5600万円、最終利益が83.4%減の8億3300万円だった。外航海運事業で市況が低水準で推移したことに加え、前期に計上した船舶売却益の反動や、不動産事業での建設仮勘定の減損損失計上が利益を押し下げた。
外航海運事業は、売上高が9.2%増の257億4700万円となった一方、セグメント利益は65.1%減の7億4700万円だった。前期末から当期に竣工・稼働した新造船や用船の寄与に加え、稼働日数の増加、貸船収入、為替影響などで増収となったが、ハンディ船市況の低迷や新造船竣工に伴う減価償却費の増加が響いた。
倉庫・運送事業は、売上高が1.3%増の39億5500万円、セグメント利益が13%増の3億9300万円。倉庫取扱高は前年並みだったが、連結子会社の引越業務で取扱高が増加した。不動産事業は、賃貸物件を保有する月島・勝どきエリアの市況は堅調だったものの、プラザ勝どきの閉館により売上高が8.1%減の39億3300万円、セグメント利益が4.4%減の19億8600万円となった。
27年3月期は、売上高415億7000万円、経常利益43億2600万円、最終利益29億1400万円を見込む。外航海運の市況回復や新造船の稼働寄与を織り込む。
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